繊細な観察と表現を武器に
「日本画」という言葉は、明治時代に西洋から伝えられた油彩画と区別するために生まれました。
日本画は膠と岩絵具、墨、和紙などの画材を使って、伝統的な技法の上に培われた歴史を持っています。しかし、時代とともに技法や美意識、表現などは変化し、常に日本画とは何か問われ続けています。
授業内容
日本画科クラスでは、花や野菜などの自然物の写生や石膏デッサンを通して基礎的な観察力や描写力を養い、表現の幅を広げ「魅力的な絵」を追求していきます。
また、対話を重視した個人指導で一人ひとりの成長過程を把握し、能力や志望校に合わせたカリキュラムを組み、大学入試に万全の体勢で臨めるようしっかりとサポートしていきます。
鉛筆素描
基本の石膏像デッサンを中心に、花、果物などの静物を描きながら、基礎的な観察力と描写力を身につけます。
着彩写生
静物着彩では、静物、果物、野菜、人物、動物、器物などのモチーフを水彩絵具で表現します。
参考作品
年間予定カリキュラム
前期
○「基礎力」を充実させる
基礎的な課題をじっくり丁寧にこなし、デッサン力・色彩感覚・造形力を徹底的に強化し、一年間の基礎となる土台をつくっていきます。デッサン基礎特訓
細密描写(デッサン・着彩)夏期講習会
○「弱点」を克服する
デッサン、着彩の課題でも基礎的な観察力と描写力を強化し、感覚的な表現を身につけていきます。推薦入試の提出作品にも対応します。
後期
○「応用力」を身につける
自由制作で各自の自由な表現の幅を広げ、後半は受験校を絞り込み目標を明確にすることで作品の完成度を上げていきます。
保護者面談冬期講習会
○「実践力」を鍛える
入試を想定した実践的な課題に取り組み、入試に対応する力を身につけます。センター試験に備えた学科対策も万全です。コンクール
入試直前講習会
○いよいよラストスパート
各専攻にあわせた選択課題で無駄のない的確な対策カリキュラムに取り組み、試験に強い作品で志望校合格を目指します。
東京芸大・国公立芸大特訓